待ったなしの里山保全活動

現在の少子高齢化の波は、都市だけでなく、全国の農村にも拡がってきており、里山維持の条件ともなる農家が高齢化により休耕や廃業などで減少することにより、各地の里山も荒廃しはじめています。里山は人の手が入らなくては、人々が安らぐ景観のみならず、生態系の維持もままならない状態となってしまいます。相続されず、売られてしまう土地の多くは生産基地としての役割や建築用途で使用されることは少なく、産業廃棄物の受け皿となって埋め立てられたり、墓苑として開発されてしまう状況が生まれています。

こうして、有益な土地が有効活用されない状況にもかかわらず、食料自給率の低さが問題となり、食の不安が社会問題化している状況が生まれているのも皮肉な話です。これからは農業従事者や地方の方達だけで、里山保全を図っていく時代ではありません。その恩恵を受けている都市住民が協力して里山の保全、再生、復活などの活動と直接的に関わっていかなくてはならない時代が到来しているのです。

里山保全葬は高齢化社会において、都市住民が里山の保全に関わることのできるもっとも効率的な手段です。核家族化した現代のライフスタイルにも合致した里山保全葬が全国に拡がることで、現在の荒廃しつつある里山を少しでも守ることができるのです。